BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」を分析。本当に信頼し合える親友の作り方とは??【心理学】

人間関係の心理学

「コミュニケーション」と「キャッチボール」

僕は言葉によるコミュニケーションが「殴り合い」のようだと感じていた時期があります。


人はそれぞれにタブーとされた話題や、人に知られたくないことがあり、自分の弱みを指摘されるとムキになり、なんとなく気に入らないから批判を重ね…


「言葉は他人を傷つける」とは月並みの表現ですが、そのような場面をいくつも肌で感じてきました。


そして僕は「人を傷つけるのを(自分が傷つくのを)恐れて会話を避ける」タイプのそれこそJpopの歌詞に登場しそうな男の子見っぽい性格でした。


ですが最近、色々な人と話す機会が増えて考え方が変わりました。


初対面の人と会話する時僕はいつも「殴り合い」に負けないように臨戦態勢を整えて、どこか勝負に挑むつもりで話をするクセがありました。最近は「キャッチボール」遊びだと捉えて、会話を楽しむようになりました。


そしたらふっと肩の力が抜けました。「遊び相手」も少しずつ増えていきました。
ある時にはとんでもない暴投や、変化球を投げてくる人もいるけど。そういう人には僕からも変化球を試して投げてみたりして。


いつか相手が「遊び」に飽きて、ボールが返ってこなくなっても、

「今日はうちにご飯が用意されてるから、きっと帰らないと怒られるんだろうなぁ」「他のことに忙しいのかな。また今度遊んでくれたらそれでいいや」

なんて割り切れるようにもなりました。

「殴り合い」で勝ち負けを決めるんじゃなくて「遊び」で仲間を増やしていこう

そんな大切なことを教えてくれた、BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」という楽曲を心理学的に分析します。

本当の意味で信頼し合える親友をつくるのに必要なことは?

Aメロ:持て余した手を 自分ごとポケットに隠した

バスが来るまでの間の おまけみたいな時間

街が立てる生活の音に 一人にされた

ガムと二人になろう 君の苦手だった味

BUP OF CHICKEN「話がしたいよ」作詞作曲:藤原基央


この楽曲は物語仕立てになっており、「恋人、あるいは友人や家族など、自分にとって大切な人との決別」がテーマになっています。
Aメロ部分の「元気でいるかな」という歌詞や、「君がここにいたら」「底の抜けた空があの日と似てるのに」など、過去への後悔や願望の表現が曲中多くされています。


大好きだった「あの人」と会えなくなったことが寂しくて仕方ないのです。

Bメロ:

だめだよ、と いいよ、とを 往復する信号機

止まったり動いたり 同じようにしていても他人同士

元気でいるかな

私たちは「主語がの世界」を生きています

幼少期には

「家族からも、周りのみんなからも褒められたい」

私のやりたいように自由に遊びたい

教育を受けるようになってからは、

将来損をしないように勉強する

私がする選択に後悔のないようにしたい


など、何をするにも目的の主語が私になります。これはイメージしやすいと思います。


しかし社会に出て、働き始めたり結婚したり、コミュニテイに参加したりすると、目的の主語が「私」から「2人」あるいは「複数人(チーム)」になります。


間は本質的に社会では1人で生きていけません。

衣食住が成り立っているのは誰かが提供する商品と金銭という対価のトレードオフによるものです。仮に自給自足生活が成り立つと仮定しても、他人と交わらない人生に意味を見出すのはとても難しいことです。


だからこそわたしたちは本能的に人との交流を求め、友達、恋人など人間関係を構築します。
では、本当に信頼し合える関係とはどのようなものでしょうか?
ここで歌詞にもどります。

サビ:

この瞬間にどんな顔をしていただろう

一体どんな言葉をいくつ見つけただろう

ああ 君がここにいたら 君がここにいたら

話がしたいよ



主語を「we」「わたしたち」に変換すること。

心理学者アドラーの言葉によると、

人を信頼すること=相手の視点で世界を見ること

です。

一緒にご飯を食べている時、「相手は今何を考えているんだろう」などと考えたり、どれだけ相手の視点にも考えを巡らせられるかということが重要になります。

この曲のように「一体どんな言葉をいくつ見つけたんだろう」「話がしたいよ」なんて相手への考えを巡らせること。
もっと言えば、「相手のことを思っている時間=信頼度を高める」ということです。

あいつうまい棒好きだから買って行ってあげよう

これあいつの好きなゲーム新作ソフトだ!連絡しよう


など、相手のことを考える時間が増えれば、会う頻度も増えるので当然っちゃ当然の話ですね。
相手への働きかけが、相手から信頼を得ることにつながります。信頼や信用もギブアンドテイクです。


また、一緒にいる時間が長ければ長いほど信頼度が上がるという研究結果も出ています。
仲がいいから一緒にいる、のではなく、一緒にいるから仲がいい、のだそうです。


総括:あいつの一番好きな味のうまい棒を買ってプレゼントしろ!!

遊びに行くとき、何か相手が喜びそうなものを買っていってあげる。その細かな気遣いは強い絆を生む一歩であると言えます。

ちなみに相手に全部合わせろ、気を遣えという話ではないのでご注意下さい。

今度の記事では、親友の定義について書きたいと思っています。

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